わかりやすい必要があるが、親切である必要はない(面白い物語の作り方)

面白い本の作り方

この記事では、面白い物語の作り方を解説します。
面白い物語は、わかりやすい必要がありますが、親切である必要はありません。
どういうことなのか説明します。

「わかりやすさ」と「親切さ」は違う

面白い物語というのは、わかりやすい必要があります。
なぜなら、わかりやすくなければ、内容が伝わらない。
つまり、面白さが伝わらないからです。
しかし、親切である必要はありません。
「わかりやすさ」と「親切さ」は似ているようで違うのです。

親切ではないので、テンポが出る&考察できる

エヴァンゲリオン、HUNTER×HUNTER、ワンピースなどの考察ができる作品は、実はわかりやすい作品です。
情報量が多いので、難しく見えてしまうだけなのです。
しかし、親切ではありません。

例えば料理番組で、これが3分間混ぜた物です。
という風に工程を途中で飛ばすことがありますよね。
本来ならノーカットで放送した方が親切です。
しかし、工程を飛ばすことでテンポが出ます。
更に、番組としても内容がギュッと凝縮するので面白くなります。

これは、エヴァンゲリオン、HUNTER×HUNTER、ワンピースなどの作品も同じ考え方になります。
物語の全部を見せるのではなく、物語の面白い部分のみを抽出して、わかりやすく伝えているのです。
また、全部を語らないことにより、物語の抜けができます。
これにより、考察もできるのです。

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