Amazonで電子書籍(kindle)を出版する

Amazonの「電子書籍」は別名「kindle(キンドル)」とも呼ばれます。
Amazonで電子書籍を出版する場合は「Kindle direct publishing(キンドル ダイレクト・パブリッシング)」というサービスを使います。
あたりまえですが、電子書籍なので本を印刷する必要がありません。
在庫を抱える必要がなく、ノーリスクで本を販売することができます。

Amazonの電子書籍の各種特徴

「リフロー型」か「固定レイアウト型」かを選ぶ

電子書籍を作るには、「リフロー型」か「固定レイアウト型」のどちらかを選ぶ必要があります。
そこで、それぞれの特徴を簡単にご説明します。

「リフロー型」の特徴

「リフロー型」は小説などに向いており、Wordのように読むことができます。
自由にレイアウトを変えられるので、ページ数や見開きという概念がありません。

【メリット】
・文字を拡大縮小できるので、目が悪くても読みやすい
・Wordでデータ制作作業ができるので修正が容易

【デメリット】
・1ページ辺りの文字数が変わるので、レイアウトが崩れる
・凝った装飾ができない

「固定レイアウト型」の特徴

「固定レイアウト型」は漫画などに向いており、ページを画像にして、印刷した本のように読むことができます。

【メリット】
・画像なので、レイアウトが崩れない
・凝った装飾ができる

【デメリット】
・文字の大きさが変更できない
・画像なので、ズームをすると多少ぼやける

電子書籍のサイズ

電子書籍では、決まった本のサイズはありません。
それは本を読む端末によって、表示がバラバラだからです。
なのでサイズを決める時は、慣れ親しんだ本の縦横の比率で、サイズを決めることをおススメします。

▶ 一般的な本のサイズバリエーションはコチラ

電子書籍の印税は「35%」か「70%」

Amazonで電子書籍が売れた時の印税は、基本は35%です。
Amazonへの独占販売にすると、印税が70%に変わります。
そして印税から配信コストを引いた額が報酬になります。

▶ 印税を70%にする4条件はコチラ

配信コスト

電子書籍のデータ量1MB辺り、1円の配信コストがかかります。
データ量が10MB以上の場合、10円以上の配信コストはかかりません。

電子書籍の報酬実例

例えば1000円(税込)で20MBの電子書籍を販売した場合。
1000円(売上)× 70%(印税)‐ 10円(配信コスト)= 690円(税込)
が報酬になります。
出版社の場合は、印税が通常10%ほどなので、とてもお得です。

電子書籍の販売価格

画像出典:https://amzn.to/3StbTOR

電子書籍の販売価格は、印税が「35%」か「70%」かで、決められる値段が違います。

販売価格の違い

印税35%:99円~2万円(税込)
印税75%:250円~1250円(税込)

無料で販売する裏ワザ

本を売って利益を得るのではなく、本を広めることが目的の場合は、電子書籍を無料で販売する裏ワザを使いましょう。
Amazonでは、販売価格を他サイトと合わせる「プライスマッチ」という方法があります。
Amazon以外のサイトで本を0円で販売しておけば、Amazonでも0円で本を販売することができます。

『100出版所』に無料出版相談をする

『100出版所』では、本の「編集」「デザイン」「Amazonでの販売サポート」など、自費出版する為のお手伝いをしています。
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