【本を売る方法】「認知」「興味」「比較」「購入」の4つの壁を越えて販売しよう!

紙書籍

「認知」の壁

本を売るには、まず「認知」の壁を越える必要があります。
つまり宣伝などをして、お客様に知ってもらう必要があるということです。
ですが知ってもらうだけでは成功しません。
その次の「興味」に繋げなければいけないのです。

明石家さんまさんがプロデュースしたアニメーション映画に「漁港の肉子ちゃん」という作品があります。
この作品ですが、
第23回富川国際アニメーション映画祭で特別賞「Special Prize by Korean Society of Cartoon & Animation Studies」を受賞。
スコットランド・ラブズ・アニメーションで最高賞となる「Jury Award(審査員賞)」を受賞。
第46回報知映画賞のアニメ作品賞を受賞。
第25回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞。
第45回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞。
第20回メクネス国際アニメーション映画祭(FICAM)の長編アニメーション国際コンペティション部門で「観客賞」と「ジュニア審査員賞」をダブル受賞。

と非常に評価の高い作品です。
しかし10億円でヒットと言われるなか、興行収入約3億円と大コケをしました。

これは何故なのでしょうか?
それは宣伝が「認知」に留まり、次の「興味」に繋がらなかったからです。
さんまさんは、自分の番組で「漁港の肉子ちゃん」という作品を作ったという話やどうして作ったかという話を面白おかしく話してくれました。
しかし、その話までで「漁港の肉子ちゃん」という作品がどんなストーリーなのかという「興味」に繋がる話が少なかったのが、興行収入が低い原因だと思われます。

「興味」の壁

「認知」の次は「興味」です。
「認知」されても、その本に「興味」を持ってもらわなければ、お客様は購入してくれません。
では、どのような本に興味を持ってくれるのでしょうか?
下記は売れる本の主なパターンです。

①面白そう
面白そうと思える本は売れます。
では、どのような本が面白そうと思ってもらえるのでしょうか。
それは「面白そうと想像できる情報」を厳選して伝えることです。
この情報が少なければ想像できませんし、情報を与えすぎると購入しなくても良いとなるため注意が必要です。

②悩みやコンプレックスを解決
睡眠で悩んでいれば、快眠の本。
薄毛で悩んでいれば、増毛の本。
仕事ができないのであれば、仕事の本。
など、自分の悩みやコンプレックスを解決する本は、自分の今後に関わるため「興味」を持ってくれます。

③タイトルに謎がある
タイトルに謎があると「興味」を持たれるので売れます。
「頭がいい人、悪い人の話し方」というタイトルの260万部売れたベストセラーの本があります。
頭がいい人、悪い人の話し方って何だろう?
という「興味」から本が売れるのです。

「比較」の壁

購入するお客様によっては「比較」の壁があります。
「比較」は、その書籍のライバルとの比較です。
例えばライバルの書籍の方が優れていれば、そちらの方が売れてしまうのです。
そのため作成する書籍は、ライバルよりも優れていなければなりません。

「購入」の壁

最後は「購入」の壁です。
この壁は、その本が買えるか否かの壁になります。
その書籍が高すぎるのであれば購入することはできません。
また、値段に釣り合う内容ではない場合も購入されません。
適正価格に収めて販売をしましょう。

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