本に使うフォントは「見やすさ」と「ターゲット」で決める

紙書籍

書籍に使用するフォントは「見やすさ」と「ターゲット」の2つの基準から判断しましょう。
適切なフォントの選定を行うことで、読者はより快適に文章を理解し、書籍の伝えたいメッセージが効果的に届きます。
このページでは、その2つの基準について解説します。

「見やすさ」で決める

フォントには大きく分けて「デザインフォント」と「読むフォント」の2種類が存在します。

◆デザインフォント
「デザインフォント」は、筆記体などぱっと見た感じ読みにくいですが、視覚的な魅力やデザイン性に富んでいます。
これは主に見た目や雰囲気の演出に焦点を当てたフォントで、タイトルやロゴなどに使われることが一般的です。

◆読むフォント
「読むフォント」はゴシック体など、読みやすさを重視したフォントです。
文章を効果的に伝えることを目的としており、本文や長文に適しています。
文字の形状や行間などが工夫され、読者がストレスなくテキストを理解できるようになっています。

「ターゲット」で決める

フォントには、「大人っぽいフォント」と「子供っぽいフォント」の2つが存在します。

◆大人っぽいフォント
「大人っぽいフォント」は明朝体など、細くて高級感のあるデザインです。
これは通常、重厚な雰囲気やフォーマルな文書に適しており、ビジネス文書などで一般的に利用されます。

◆子供っぽいフォント
「子供っぽいフォント」はポップ体など、太くて可愛らしい印象を与えるフォントです。
このタイプのフォントは主に子供向けの書籍や広告、イベント告知などで活用され、カジュアルで遊び心のある雰囲気を醸し出します。

まとめ

まとめです。
以上が書籍に使用するフォントを決める2つの基準になります。
どの程度、見やすくするのか?
ターゲットは誰なのか?
これら2つの基準をバランスよく考慮し、適したフォントを選びましょう。

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